睡眠改善薬とはどのような働きや効果があるのか?

睡眠改善薬は、睡眠薬とは異なりますがどこがちがうのでしょうか。睡眠薬は、医師の処方が必要で病院や調剤薬局でしか処方されないお薬です。一方、睡眠改善薬は、薬局やドラッグストアで入手可能なお薬のことを言います。

睡眠改善薬は、寝つきが悪かったり眠りが浅い場合の一時的な症状を緩和するお薬のことです。

アレルギーや風邪のときに飲む薬は、眠くなる副作用があります。風邪薬やアレルギーの薬の副作用に着目して、睡眠改善薬に応用させています。

服用方法は、慢性的な不眠症には効果を発揮しにくいので、時々眠れない場合に飲む感じです。しっかり眠れない日が続くと、日中に体が疲れてしまったり、仕事でミスをしてしまうという不具合を生じることもありますよね。

何日か、うまく寝付けない日が続いて、今日こそはちゃんと眠りたいと思うときに服用します。副作用は、風邪薬と同様で喉の渇き、便秘、胃部不快感、目のかすみ、めまいが起こる場合もあります。睡眠改善薬には、依存性は無いのですが、徐々に体が慣れてしまいます。

慣れてくると効果が出なくなるので、今日は眠りたいというピンポイントで利用するのが良いでしょう。

眠れない

睡眠に影響を与えるトリプトファン

セロトニンは睡眠にも深く影響を与える神経伝達物質で、生成するためには必須アミノ酸のトリプトファンやビタミンB6が必要です。セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれる成分で、脳内で健全な睡眠環境を作るために働いてくれます。

トリプトファンとセロトニンとの関係性は極めて重大で、レシチンとアセチルコリンとの関係にも似ています。日本人のタンパク源は、長らくの間は大豆食品や魚貝類が中心でした。昔の人は大豆食品からはレシチンも摂取して、脳の機能を活発にさせていました。うつ病や不眠症で悩まされる人が多い現代では、食の多様化が進んだ影響で、セロトニンなどの精神を安定させる成分が常に不足しやすくなりました。

トリプトファンが多い食材には、ビタミンB6も同時に含まれるものが多いという特徴があるため、セロトニンを作るためには好都合です。肉類ではレバーや赤身を食べると効果的です。鰹節はタンパク質の塊と言える食品で、ビタミンB6もバランスよく含まれています。納豆や豆味噌を食べてアセチルコリンの生成も促すことも、古くから行われてきました。栄養バランスに配慮するためには、肉類や魚類、豆類などをバランスよく組み合わせて食べることも大切です。

不眠症