無農薬野菜の基準

無農薬野菜とは野菜を生産・流通・販売する過程において農薬を使用していない野菜のことです。一般的には有機農業で栽培された野菜を指しますが、農薬や化学肥料を用いた慣行農法で作られた野菜と見た目で区別するのは難しいです。そこで設けられた認証制度が有機JAS制度です。JAS規格によるマークはいくつかありますが、その中で農林物資に特化した認証制度です。表示をするために規制がかかっているのは有機農産物と有機加工食品です。
無農薬野菜は病害虫や除草を農薬以外の方法で対応するため、とても手間がかかります。有機JASマークの認証を許可するかどうかは、農林水産大臣が認めた登録認定機関のみにその検査の権限が与えられています。


基準の例をいくつか列挙すると、隣接地からの農薬の飛来や流入を防ぐために緩衝地帯を設けたり、飛散防止ネットや生垣をつくるなどが規定されています。また、ほ場で使用する水についても決まり事があり有機農業の水田・畑で使用できる水は、河川・沼地・池から直接の取り水か井戸水となっており、農業用水と生活排水がきちんと分離されているかどうかも認証の可否基準となっています。
有機JAS認証を継続していくためには、登録認定機関による現地調査と生産者に対する講習を義務とし、上記のような厳しい基準をクリアする必要があります。無農薬野菜は様々な規定と人の目によって届けられるものです。

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